日帰りのバス旅行も自分の楽しみを満足できる!

温泉めぐりに那須塩原へ
Filed under: — @ 15:59:00 2018/12/25 火曜日

当時、川崎に住んでいたときのことです。2007年秋ごろ栃木県の那須塩原へ行ってみました。川崎から宇都宮まではJRと新幹線を乗り継いで行き、宇都宮から那須塩原までは路線バスで行きました。目的は温泉めぐりです。私は北海道出身なので関東の行っていないところを巡るのが好きでした。当時温泉に入るのが趣味で、一人旅で様々な乗り物に乗って目的地にたどり着くことに興味を持ち、結果としてバスを利用し、温泉めぐりをすることにしました。

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那須塩原市は、那須岳の紅葉などをバスから見る風景を体感できます。北海道とは紅葉の時期が違い、この頃に成れば、札幌では根雪になっていますが、栃木県の峠では、紅葉がきれいで、雪が少量にチラホラ降ってくる程度でした。平原や山も北海道とはやや異なり、壮大感はありませんが、ポツンポツンとした田んぼや家々がところどころに広がっていました。昼食は栃木県ということで宇都宮餃子を食べてみて、餃子の有名な地であることで感じるブランド感がありました。餃子の看板がいくつも出ていてどこの店で食べるのか迷うほどでした。結局満足そうに店から出て来るお客さんの多い店にしました。温泉は、那須岳の崖から降りていく階段があり、下へ降りると温泉がグツグツと沸いていて脱衣所なども外でした。こんな経験はなかったので、貴重な体験だったことを覚えています。

面白かったことは、川崎から、JR、新幹線、ローカルバスに乗り継いで、目的地の温泉やホテルにたどり着くまでの外の風景です。JRでは、川崎駅から東京駅までの大都市感を味わうことが出来、そして、東京で東北新幹線に乗り換えることで、大宮までは普通の列車速度で、大宮から那須塩原までは、200km/hくらいで走る爽快感が楽しかったです。電車の旅は景色がどんどん変わる様子を見るのも楽しく、結局寝ないでぼーっとはしていましたが、外を眺めたり本を読んだりしていました。

バス旅は、ローカルバスでしたので、各バス停停車までの風景をゆっくりと味わうことが出来ました。また、バスの乗り方も札幌とは違い、料金を支払ってから乗るという関東で当たり前の前払いシステムに文化の違いを感じました。また、崖から降りた時の露天風呂の泉質は、気持ち良く、周りは木々で囲まれていたので、景色を充分堪能することが出来ました。

ホテルについてからは、帰り券を買って、室内風呂や露天風呂を体験し、また、サウナで温まってから水風呂で入るという繰り返しで心が癒やされたような気がします。ホテル食も満足の行くものでした。畳のある部屋でゆっくり休むこともできたので、窓の外の景色を楽しみながらビールを飲むことができたのも最高でした。

旅行中の那須塩原駅にたどり着くまで、宇都宮餃子を食べるために、宇都宮で降りてしまったため、確か、直での料金より高くかかってしまったような気がします。また、那須岳の階段を降りる時が急勾配になっていたので、慎重に降りなければ、転落してしまう可能性があることが怖かったです。日帰りでローカルバスだったので、他にも行けるところがたくさん行けたかもしれませんが、帰りの新幹線の時間があるので、少ししか回ることしか出来なかったです。しかし、紅葉が綺麗で、丁度初雪のようなものが降ってきたので、行ったタイミングとしては、感動できる時期でした。

それから、全般的に関東の温泉のお湯は、北海道よりも水温が高く、慎重に入らなければ、かなり熱い思いをしなければならないこともありました。また、全般的にどこへ行っても、人が多く行列が出来ることが多いので、北海道に住んでいる人は、それに慣れなければならないでしょう。バスが渋滞することがしょっちゅうあったのも少し驚きました。

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